【沖縄南部】自然体験学校 沖縄校スタッフblog ~八重瀬町からお届け!~

沖縄南部の観光やおすすめスポットなどを中心に 日常の何気ない沖縄などもお届けします!

10月19日~暗御門~

こんにちは!
ブログをご覧いただきありがとうございます。

台風が近づいている沖縄です。
ただ今回はそれほど強くないようで、
天気が荒れるのは明日だけのようで…
でも油断は大敵です。
何もないことを願うのみです。

ということで、今回は前回の続きです。

↓前回の記事↓
https://shizentaikenokinawa.ti-da.net/e11302984.html

琉球石灰岩⇒鍾乳洞⇒ガマ
という流れで綴っております。
今回はそんなガマのひとつをご紹介します。

10月19日~暗御門~

この洞口の先にあるのがクラシンウジョウというガマです。
漢字で書くと「暗御門」と書き、「あの世へと続いている入口」とされていました。
また、尚巴志の三男にあたる具志頭王子のお墓でもありました。

wikipediaによると、尚巴志の三男については
今帰仁王子(元具志頭王子、第二代北山監守)
と書かれているように、現在は今帰仁にお墓が移されているそうです。

ちなみに尚巴志の四男も八重瀬按司(八重瀬城主)という名がついており、
この自然体験学校周辺は
「琉球王国の重鎮と非常に関わりが強いエリアであった」
ということが出来ます。

これは沖縄本島北部の伊平屋島と伊是名島が
八重瀬町と同じ島尻郡に属することにも関わっています。

一旦それは置いておいて…
クラシンウジョウは沖縄戦時、日本軍の陣地として活用されました。
そのため、中は鍾乳石が折られるなど整備され、
大変歩きやすくなっています。
水溜りなどが出来る事もあまりありません。

そして、このガマの特徴は
自然の壕の中に人工の壕がさらに掘られているというという点です。
こうしたガマは珍しいとか。

現在は平和学習の場にも利用されている他、
地元の人の拝所でもあるので、
入壕を希望される場合は自然体験学校に事前にお問合せ下さい。

次回は、沖縄南部と琉球王国の関連について綴ろうと思います。

~おわり~


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